こんにちは
刺繡ハンドメイド大好きなチコリです。
今回はダーニングの基本の刺し方である、ごましおステッチをご紹介します。

生地が薄くなった部分や穴の周りを補強するのにおすすめのステッチ!
点々とごましおをふったような模様でかわいく仕上がります。
半返しのような縫い方で簡単にできますよ。
- ダーニングをはじめてみたい
- 小さな穴を修復してみたい
- ごましおステッチのコツを知りたい
初心者さんにもわかりやすく説明していきますね。
ダーニングとは
ヨーロッパで伝統的に行われている衣類の修繕方法です。



ダーニングは英語で「繕うこと」を意味するよ



穴あきやシミ、すりきれた部分の補修・補強に使うにゃ
最近では、あえてカラフルな糸を使用して補修した部分を装飾し、衣類をリメイクするような効果を狙って行われることも多いです。
ごましおステッチとは


野口光さんが考案した補修方法で、すれて傷んだ部分の補強に最適。
半返し縫いと同じ要領で縫い進めていく簡単なステッチです。
ゴマ塩のような点々がかわいい仕上がりになりますよ。
ごましおステッチ:準備するもの
- ダーニングマッシュルーム
- チャコペン
- はさみ
- 針(刺繍針やとじ針など穴が大きい針)
- 好きな糸(刺し子糸や刺繍糸、毛糸など)
ごましおステッチ:刺し方


まず、補修したい部分の約5㎜外側を印で囲む。
縦の印の上から針を入れ、1cmほど先に針を出して生地をすくう。
糸端が15cmほど残るように糸を引く




糸を出した部分から1~2mm戻った所に針を入れ、1cm先に針を出す。


糸を引くと1粒ができあがり


1~2mm戻り1cm進めるを繰り返して、印の端まで進めると1列目完成。


小さな半返し縫いをする要領で進めていきます。
糸かえの方法
糸の長さが残り15㎝位になったら、新しい糸にかえましょう。
後で糸処理をするので、糸は表にたらしたままでOK。
新しい糸に変えて、続きから1cmすくって1~2mm戻るを繰り返します。
新しい糸も糸端15cmを残してくださいね。
糸処理の方法
刺してきた粒をなぞるように戻って糸処理をします。


刺し終わりから1針分横に針を入れる




横の粒の下に針を出し、同じ粒の根元に針を入れる


次の隣の粒の下に針を出し、同じ粒の根元に針を入れる…
2~3粒繰り返したら、残りの糸を切って完成です
ごましおステッチのやり方:まとめ
ダーニングの手法の1つ、ごましおステッチのやり方について紹介しました。
今回はグラデーションの糸の使用しましたが、途中で違う色の糸に変えるのもいいですね。



自分好みの配色でかわいいデザインになりそう♪
グラデーション糸を使えば自然に色が変わって簡単です♪
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